2009-09-11

2009.09.26 at SOUP



Krankyからの新作「mutually arising」でドローン・マスターとして更なる深みを見せたグレッグ・デイヴィス、5年を経て待望の再来日が決定!
過去のアメリカ・ツアーでグレッグとステージを分かち合ったFourColorが、安永哲郎と数年ぶりのデュオによるオリジナルminamo編成でのパフォーマンスを披露するほか、日本人としては唯一Krankyのレーベルメイトであり、ミニマル・ドローンの一線で活躍するchihei hatakeyamaや、90年代以降、
文化としての実験主義を自ら体現し、同時に支えてきた虹釜太郎と西山伸基をDJに迎え、過去15年の音響/アンビエントに対する総括と展望を試みるかのような一夜をお届けします。

■日 時:2009年9月26日(土) 19:30開場、20:00開演
■会 場:落合SOUP(新宿区上落合3-9-10 松の湯B1F)
■料 金:当日 1,500円
■出 演:Greg Davis、FourColor+安永哲郎chihei hatakeyama、虹釜太郎、西山伸基
■企画/制作:安永哲郎事務室

Greg Davis
1997年にコンピュータでの音楽制作を始めて以来、クラシック/ジャズギター奏法の習得、作曲学での修士号取得などを経た後、独学で自らの電子音楽の手法を確立してきたグレゴリー・タイラー・デイヴィスは、2002年にCarpark Recordsから発表したデビューアルバム「arbor」一枚で、世界中のエレクトロニカ愛好者たちの話題を席巻した。その後、自身の運営するautumn recordsより、フィールドレコーディングやインプロヴィゼーションのプロジェクト「leaves」シリーズを展開しながら、よりディープなドローン主体の音楽性への広がりを見せていく。最新作は、アナログシンセを主体に、極めて洗練されたドローンの大作を収録した「mutuallyarising」(Kranky)。一方で、自らヴォーカルを取ったSebastienRouxとのコラボレーションや、Akron/Familyへの参加などでポップで多彩なアプローチも見せ、現在は、SSWのChris Weismanとのデュオや、Zach WallaceとのユニットSUN CIRCLE、Toby Aronsonと組んだHARMONIZERなどの名義でも活動している。これまでに9枚のソロアルバムを発表しているほか、多数の7インチやコラボレート作品をリリースしている。現在シカゴ在住。
http://www.autumnrecords.net
http://www.myspace.com/gregdavismusic
http://www.myspace.com/suncircle
http://www.myspace.com/cwgd

FourColor
サウンドアーティスト/コンポーザー/グラフィックデザイナー
1999年自身のユニットFourColorのファーストアルバムをリリースして以来、FilFla、Minamo、Fonicaを中心に活動を展開。その他のプロジェクトを含め、関連作品は現在までに60タイトル以上リリースされている。
これまでにフランスやスウェーデンをはじめとするヨーロッパ各国、アジア、北米・カナダ、マケドニアなどでツアー、パフォーマンスを行うなど、グローバルに活動の場を広げている。
作品はTaylor Deupree主催のニューヨークのレーベル12k、apestaartjeをはじめ、ドイツTOM LAB、日本のHEADZなどからリリースされ、英『THE WIRE』誌ベスト・エレクトロニカ・アルバムに選出されるなど、海外での評価も非常に高い。
http://www.frolicfon.com/

chihei hatakeyama
1978年生まれ。ミニマルドローンな音楽を基調にラップトップとエレキギターによるライブを展開。エレキギター等の生楽器の音を何重にも加工し、楽曲の素材として使用する。2006年米国シカゴのレーベルkrankyよりファーストアルバム 「minima moralia」を発表。同年、Bellingham Electronic Arts Festivalに招 待され、Prefuse 73, Greg Davis, Sebastien Roux等と共演。2007年には伊達伯欣とのユニット「opitope」のファーストアルバム「hau」をSPEKKよりリリース。2008年にはソロ2作目の『dedication』をリリース。2009年には「SAUNTER』を発表した。