2008-12-30
B.ú.é.k.!
Seasn's Greetings (too late)
更新が滞っておりましたが、事務室は早めの冬休みに入らせていただきました。
で、ちょっと旅に出ています。目的はもちろん休息なのですが、ちょっとした調べ事も兼ねており、その成果はこの場でも何かの形で報告できたらいいなと思っています。
というわけで、今年もお世話になりありがとうございました。
素晴らしい一年の始まりだと世界の誰もが思える時が早く来ることを願いつつ、来年もじっくりと活動していきたいと思います。
2008-12-23
Alternative Art Club
オルタナ美術部とは
・「美術には呑み会などのコミュニケーションが必要だ」が基本
・「創る、見せる」といった美術にとって当たり前のこともやるのが主意
・「現代のモノ作り」に関心ある人が集い、出会い、何かをやるきっかけの場
・「趣味的な美術」について真剣に考える美術部(趣味ではない)
・特定のイデオロギーに縛られず、矛盾を孕んだまま解体と再編を繰り返す場
・自発性と積極性によって、今日の美術、あるいはその周辺で何が可能か考え、実践する場
・美術と遊び、その他の文化(音楽、文藝、漫画・・etc.)の境界を疑い、さまざまなことを参加者が勝手にする場
2008-12-17
Man with a Movie Camera
2008-12-14
[Forthcoming] Jana Winderen - Heated(Live in Japan)
1. Tetsuro Yasunaga 1:25
2. Jana Winderen 26:29
Finding
Logo Type Designed by Keiichi Sugimoto
「Finding」は、近年より一層拡張し続けるサウンド、ヴィジュアル、マルチメディアアートシーンに焦点をあてた、サウンドエキシビジョンシリーズです。既存の形態にとらわれない先鋭的なパフォーマンス、インスタレーションを行うアーティストを紹介してゆくとともに、アートシーンにおいて音を提示することへの新たな可能性を発見するプラットフォームとなるようなイベントを目指しています。本エキシビジョンのディレクションを担当するのは、FilFla、FourColor、Fonica など様々な名義で世界中から作品を発表し、日本のエレクトロニカ・シーンを牽引するアーティスト・杉本佳一。第一回目の今回は、国内外のサウンドアート界の最前線で活躍する、2組のアーティストに焦点を当てます。ミニマルサウンド/インスタレーションアーティストであり、ミニマルサウ ンドアートの代表レーベルLINEを運営するリチャードシャルティエ。空気オルガンとガラス管を用いて音の物質的な性質=物理現象に着目した音楽をライブで奏でてきたMinoru Sato(m/s, SASW)+ASUNA。今回のエキシビジョンでは、二組の演奏に加え国内では初となるリチャードシャルティエ監修の映像作品「COLORFIELD VARIATIONS」の上映、また、NTT インターコミュニケーション・センターの学芸員・畠中実氏を交えてのアーティストトークもあわせて行ないます。どうぞご期待ください。
※資料翻訳のお手伝いをさせていただきました。
[ COLORFIELD VARIATIONS curated by Richard Chartier ]
『COLORFIELD VARIATIONS』は、1950年代に勃興した抽象表現主義のムーヴメント「カラーフィールド・ペインティング」を国際的評価の高い音楽家やメディア・アーティストが再解釈したオーディオ・ヴィジュアル作品集として、リチャード・シャルティエがキュレーションしたプログラムです。参加アーティストはフランク・ブレットシュナイダー、アラン・カレンダー、クリス・カーター+コージー・ファンニ・トゥッティ(Throbbing Gristle/Chris&Cosey)、スー・コスタバイル、エヴェリーナ・ドミニク+ドミートリー・ゲルファンド、マーク・フェル(SND/Blir)+アーネスト・エドモンズ、ティナ・フランク+ジェネラル・マジック、黒川良一、ステファン・マチュー、スティーヴ・ロデン、バス・ファン・コールワイク。このプログラムのために制作された新作も含まれています。
「カラーフィールド・ペインティング」は、ストライプやウォッシュなどの表現手法でソリッドな色彩の「場」をキャンバス上に出現させる抽象表現主義の一様式として、1950年代に勃興しました。そのムーヴメントの中心となり批評的な評価へと結びつけたのが、ワシントンDCの画家たちによるグループ「ワシントン・カラー・スクール」です。「カラーフィールド・ペインティング」の作家たちと「ワシントン・カラー・スクール」のメンバーは、元来、抽象表現主義が有していたエモーショナルなエネルギーや身体表現的な側面に対する反動として、固有性から距離を置き、色そのものが作品の主体となるような作風を好んで用いるようになっていきました。彼らはペインティングを基礎的な形式的要素へとブレイクダウンし、広大な面を色彩が支配する、徹底してシンプルな大型作品を造り上げることに執心しました。やがて60年代初頭になると、「カラーフィールド・ペインティング」はアメリカ絵画の新しい方向性を示す抽象主義の第二世代へとつながる若いアーティストを表す言葉として認識されるようになりました。クリフォード・スティル、マーク・ロスコ、モーリス・ルイス、ケネス・ノーランド、ヘレン・フランケンサーラー、レオン・バーコウィッツ、フランク・ステラといったアーティストたちは、視認可能な像をキャンバスから排除して単一的なイメージへと凝集させる作風を通じて、抽象表現を獲得するに至りました。
『COLORFIELD VARIATIONS』は、Washington Project for the Artsのイベント「Color Field. Remix」の一環として企画され、2007年の4月から6月にかけてワシントンDCのCocoran Gallery of Artにて展示されたプログラムです。その後、これまでにHammer Museum(ロサンゼルス)、Issue Project Room(ニューヨーク)、G Fine Art(ワシントンDC)、Arlington Arts Center(ヴァージニア)、Decibel Festival(シアトル)、Cimatics(ベルギー/ブリュッセル)、Laptopia04(イスラエル/テル・アヴィヴ)、Plateaux Festival(ポーランド/トルン)を巡回、上映されてきました。
(翻訳:安永哲郎)
※終了しました。沢山の方のご来場ありがとうございました
2008-10-25
今日のノルウェー実験音楽
ノルウェーの実験音楽の「いま」がライヴでわかる、1夜限りのスペシャルイベント!
自作楽器やさまざまな具体音をリアルタイムにミックスし、ファニーな電子ミニマル・フォークロアを創り上げるAlog、2008年TRANSMEDIALEでのサウンド&ヴィジュアルパフォーマンスが高く評価されたAlexander RishaugとMarius Watz、特異な自然環境での貴重なフィールドレコーディングを素材にサウンド・インスタレーションを展開するJana Winderenが緊急来日します。
Alog(アログ)
Espen Sommer Eidet(エスペン・ソンメル・アイダ)とDag Are Haugan(ダグ・アール・ハウガン)のデュオ。ギター、シロフォン、ターンテーブル、コンピュータ、そして自作楽器スロットベルグを駆使した異形の電子ミニマル・フォークロアを奏でる。これまでにRune Grammofonから4枚のアルバムをリリース。
http://www.alog.net/
http://www.runegrammofon.com
Alexander Rishaug(アレクサンダー・リスァグ)
コンピュータを用い、カオスとコスモスの間を行き交うような脱領域的サウンド表現を得意とするメディアアーティスト。即興グループARMのメンバーとして活動した後、Smalltown SupersoundやAsphodelなどからソロアルバムを発表。また、JazkamerのLasse Marhaugとのコラボレーション作品をLucky Kitchenよりリリースしている。
http://www.myspace.com/alexanderrishaug
Marius Watz(マリウス・ヴァッツ)
自身が開発したソフトウェアを使い、音声信号をヴィヴィッドな色彩と極度に幾何学的に構成されたヴィジュアルに変換するパフォーマンスが特徴。今回のライヴではAlexander Rishaugのパフォーマンスを素材として用いる。
Jana Winderen(ヤナ・ヴィンラン)
1992年よりサイトスペシフィックなサウンド・インスタレーションを数多く発表。現在は水中での録音を素材としたインスタレーションとライヴパフォーマンスに注力しており、それらをまとめた作品を英TouchよりCDとして年内にリリースする予定。
2008-06-04
Jackie-O Motherfucker Japan Tour 2008 Extra - VALET, Tom Greenwood + Tetuzi Akiyama
2008-06-03
Jackie-O Motherfucker Japan Tour 2008
2008-06-02
...Play a Song for Me - Exhibition+Performance for 50 Tambourines by Tom Greenwood
JOMFの首謀者による国内初の個展+ソロパフォーマンス。
「USインディーズ・シーンの秘宝」「予測不可能」「変幻自在」そんな言葉で語られるフリー・フォームでサイケデリックなサウンドを展開するバンドJackie-O Motherfuckerの中心人物、トム グリーンウッド。彼が運営するCDRレーベルU-sound archiveのアートワークは、彼自身によるシルクスクリーンで制作されています。
今回のエキシビションでは、パッケージまでもが彼の手作りよるシルクスクリーンプリントが施されたタンバリン50個をはじめ、大型のカーペットを支持体とするシルクプリント作品や、希少なものを多数含むU-sound archiveのアートワークを展示・販売致します。
併せて、会期最終日にはトムグリーンウッド指揮のもと、展示作品のタンバリン50個を50人のオーディエンスと共に演奏し、レコーディングする参加型パフォーマンスを予定しております。
※終了しました。沢山の方のご来場ありがとうございました。
[展示風景]
Photo by Ryosuke Kikuchi
[ギャラリーコンサートの様子]
Photo by Ryosuke Kikuchi